小説

aki_omp2004-09-16

森博嗣の「四季」を読んでます。
今までなんとなく全部出揃ったら読もうと思ってて、
いざ出揃ったら読んでる時間など無くて、
買おうと思っても、何だか字の密度が薄くて読んでなかったのだけど、
最近、森博嗣の小説少し再読してたら、読みたくなったので読んでます。
とりあえず、秋まで読んだのだけど、もうホトンド秋で簡潔してる様にも思うのだけど、冬って何やるのだろうか?
まぁ、秋まで読んで見て、真賀田四季について、ちょっと疑問に思ってた事が氷解していく様で面白いです。
以下は特にしすべてがFになる、四季の秋までについてネタバレ含みます。


何故なら、ずっと四季っておかしなキャラだなぁと思ってたから。
何だか、話のスケールに対する四季のキャラがどうにも矛盾してると言うかボタンの掛け違いみたいに、変な描かれかたされてるなぁと少しFの頃から変に思ってたから。
特に、何故妃真賀島から逃げ出したのか、
何故、娘を殺したのかと言う点について、犀川、萌絵の10作品では消化しきれてないなぁと思ったので、この四季シリーズによってある程度氷解していくのが結構面白いです。
とりあえず、四季の秋までの印象を一言で書くならば、
春:誕生と分裂と統合
夏:人間から神へのイニシエイション
秋:オールスター
個人的にキャラでは紅子さんが好きだな。
さて、冬はどうなるのかな?