NHKスペシャル地球大進化!

NHKスペシャルを見てた。少林サッカーの裏で。
凄い凄い凄い生命って凄いって思った。
プログラムは地球大進化ってプログラムなんだけどあまりに凄くて思わず鳥肌&大感動だ。
50億年前に地球に大隕石が衝突したって所から話は始まる。
さて、地球に大隕石が衝突したらどうなるか?
まぁ大体の人は大津波が来て、地球は壊滅するって考えるのかな、たぶん。
でも、実は違う。
地球に大隕石が衝突すると、一気に近くの地殻が捲りあげられる。
そして、衝突して砕けて1キロ四方になった隕石は上空成層圏をはるかに超え、
今度は小さい隕石となって散弾銃の様に容赦なく地球にクレーターを作りだす。


でも、本当に凄いのはこれから。
今度はそのぶつかった大隕石は蒸発する、大体4000度くらいの超高温で。
(隕石が蒸発し始める温度は大体1500度くらいから)
そして、その蒸発した熱風は地球をわずか1日で覆いつくし、
ヒマラヤ山脈の雪は水となる事なく一気に蒸発(昇華)し、
地球の裏側までその熱風は侵略する。
だから、もしその隕石が日本の近くに落ちたのだとすると、
地球の裏側アマゾンは1日で焼け野原になる。
そして、その熱は地球上を覆いつくし、海水をも蒸発し始めさせる。
その蒸発させるスピードは1秒間に約5センチの猛スピードで蒸発し、
干上がり、そこに残った塩さえも蒸発させる。
結果的に出来上がったのは地球では無く超高温の石の塊。


さて、こんな中で生命(人の祖先でもある微生物)はどうやって生き残ったのかと言う話になる。


ここで話は変わるけど、生命の生命力は凄らしく、
例えば、2億年前以上に生命活動を停止した生命でさえも、
それが岩塩の中から発見されて、それに4ヶ月も栄養を与えると活動を再開するらしい。
しかし、海水の跡に残った塩でさえも蒸発してしまって、海水の跡である地表でさえ焼け爛れていて、
岩塩でさえ無いのに、
生命は岩塩の中で生き残れるとしても、
今度はどこで生命は岩塩の中と言うスペースを見つけて生き残っていたのかと言う問題に今度はなる。


その答えは生命は焼け爛れた地表から、その熱が来ない3000メートルの中でも生き残れるらしいのだ。
(地表を覆った熱はさすがに3000メートルの深さまでは来れないらしい、オーブンの中に入れた七面鳥はそんなにすぐには焼けない様に)
生命が地中3000メートルでも生き残れると言うのは南アフリカの地中3000メートルの金山での調査により証明されてる。


そして、焼け爛れた地球が大体1年もするとその覆っていた熱は無くなり始め、
何万年かすると、気象現象が起こり、
蒸発した海水は年間3000ミリの雨となって地球に降り注ぎ、
やがて元の海面に戻ると言う。
そこで岩塩の中で仮死状態気味であった生命は復活し、その活動を再開するらしい。


いやぁ、凄いね生命。
今現在、地球温暖化とかゴミ問題とか問題視されているけれど、
地球と言う大きな生命の中では対した事じゃあ無いのかも知れません。
例え、人間に地球をいいようにあらされても、人間が絶滅した後でまたリサイクル循環し直せばいいやと言うような感じで。
つまり生命とはそのくらい容量を持った圧倒的な存在なんだなぁとか思うと何だか感動してしまったさ。


あ、でも環境を汚しても良いと言うワケじゃありませんヨ。
地球って言う大きな存在の中じゃ対した事無いかも知れないケド、
人間って言う矮小な存在の中では環境問題と言うのは大問題ですからね。
って言うか、ブッシュも京都議定書に署名せいや