ヨコハマ物語3

aki_omp2004-06-26

と言うわけで3巻読んだ〜。
話はとりあえず、天然痘が流行って、これからその特効薬をおうのちゃんが取りに行くところまで。


ついに万里子と竜介が結ばれた。
意地っ張りの似たもの同士だからうまくやっていくと思います。
うのも想いを遂げられそうです。
森太郎も人間臭くなってきて良い感じです。(かなりお坊ちゃん像が消えてきて良い)
・・・哀れトビー。私は応援するよ。
ちょっと涙ぐんだトコ。
アメリカで会った娼館のおかみさんがうのに名前を呼ばれて涙ぐんでた。
読んでて私も少しグッきた。
やっぱ名前って大事なんだなぁ、例え遠い昔にあった只の記号だとしてもとか思った。


それと、何だかこの漫画読んでると、ふとボーボワールの第2の性を思い出す。
「女は女に生まれるのではなく女になるのだ」って言うかの有名な言葉。
これって極めて女性の強さを過信した言葉なのかも、とこの漫画を読むと思えてくる。
それくらいこの漫画に出てくる女性像は強くゆたかで読んでてとてもスカッとしますね。
(まぁ、実際はボーボワールのこの言葉の様に社会はこれまで形作られてきた部分が多いのだけど。
現在、男女共同参画化が少しづつ進んでいるとは言え・・)
つまりなんだ、現代にまでに男は弱くなったけど、女も弱くなったってことなのかなぁ、昔に比べると。
それくらいこの時代を舞台にしたこの漫画に出てくるキャラクター達は強さがあって読んでてとても楽しいです。
さぁ、明日は最終巻だ。楽しみだ。