ぐるりのこと。

ぐるりのこと見てきました。ぁ〜良かった、すんごく良かったヨ。
いろんな家族のありようとか夫婦間のやりとりとか凄くウマいって言うか何か自然だし、子供できたとか言って背中つかむシーンなんてとってもほっこりしてしまう。

初っ端からエッチするんで、口紅つけてよとか、そんなやりとりもとってもいいし。
木村多江、鼻水垂らして泣きじゃくるとこなんてもらい泣きさ若干。
裁判の風景と一緒に進んでいく夫婦の物語もかなり見事だったんじゃないかな。

時代はいつからかとても病んでいるけれど、それでも少しずつ自分の大事なものに寄り添っていく尊さ大切さについて描かれている映画かなと思ったさ。

にしてもキャスティングも良かった。木村多江はベストキャスティングだし、リリーも適当そうでそうでも無い感じで良いし、加瀬亮宮崎勤にははまりすぎててスマンが笑ってしまったよ。

名作と思います。

今日は代休なんで、昼から川崎のチッタで、ゼアウィルビーブラッドを見た。
これがまたサイコ〜
ポールトーマスアンダーソンの映画観たの久々だけど、良いですね〜
話はしょうもない、孤独で不器用で素直じゃない感じの女々しい男の話なんだけど、面白かったな。
ほんと家族とかそういうもんが何より欲しいのに、どうしてもそういう感情を認めることが出来ないアホな男。
信じられるのは自分だけをツルハシで道を切り開き、杭を打ち込み、ボーリングのピンを脳天に振り下ろしイッツフィニッシュ。
なかなかカッコイイ映画に仕上がってました。
ダニエルみたいな男は自分を同じ匂いのする野心家のイーライが同族嫌悪みたいな感じだったんでしょうね。

金を稼げるだけ稼いで人から遠ざかる、それを目標と自分に言い聞かせるつまらなくて女々しい男だけど、妙に共感してしまったな。

最近、中山うりの音楽にすっかりハマっております。
先週ライブも行ってきました、赤坂ブリッツまで。
これで中山うりのライブ見るのも3回目だけど良いですね。
はじめに見たのはまだメジャーデビュー前にアサイラムストリートスパンカーズの前座で渋谷のクワトロだったけど、それからすっかりお気に入りになり、現在に至っております。
ジプシースウィングの様なボサノヴァの様な、かと言って確実に歌謡曲な感じが懐かしさとワールドミュージック的なエキゾチックさが楽しいデス。
曲で、黒猫白猫は今までで一番良かったんじゃないかな^^。


え〜最近見た映画列挙しとこう、忘れるから。
映画館モノ
紀元前1万年、あの空を覚えてる、スパイダーウィックの謎
レンタルもの
キサラギあしたの私のつくり方、蛇鶴八拳、ヤングマスター子弟出馬、
ってところかな。
ま、映画館で観たのは紀元前1万年は、特に語ることも無くつまらない。
あの空を覚えてるは、ん〜何か変な映画だったなファンタジー?、っぽい感じ。なんとなくリアリティなくてちょと残念。ま子供の見た世界ってコトだろうからこれでいいんかな。個人的に普通。
スパイダーウィックは子供と一緒に行くといいのかも〜。それなりに手堅く纏まってます。


キサラギはサイコー。脚本の勝利かな。へびいちご?、だったけ香川照行サイコー。久し振りに面白いミステリー映画見たかな。文句無しに面白いんじゃないかな。去年の映画の中でも随一の脚本。
あしたの私のつくり方も、面白かった。ちょいとホロリとさせられる。多感な青少年期、誰でも過ごしたことあると思うけど、その辺の空気がよく出てます。
蛇鶴八拳、ヤングマスターはジャッキーチェンね。
凄いですね〜最近ジャッキーいろいろ見てるけど、ヤングマスターとかワイヤー使ってないだろうにに超吹っ飛んでる。鬼アクション。

つぐない、クローバーフィールド

とりあえず、映画見てもシネスケに感想かけんので、こちらに。
先週末に2本、つぐないとクローバーフィールド見た。


つぐないは大変哀しい映画。
重たいというかツライがイイ映画。
シーンもところどころ上手く取れてる。
戦争のシーンや、最初の方の少女の覗き見る世界や、看護婦となっての病院とか姉の家を見るところとか非常に良いと思う。
名作って感じの意匠でしょうか。
前作のプライドと偏見の時にも思ったけど、監督のジョー・ライトは新しくお気入りの監督になりそうです。


クローバーフィールドはず〜っと手カメラで撮ってるため、たまに見てて目痛い〜なんてのもあるけれど、まぁ成功作じゃないかなたぶん。異論もあるだろけど。
対象の全容がなかなか見えないトコなんて、早く見せろ〜、って感じで結構興奮したよ。
これ一貫して逃げ惑う人々目線ってトコがいいよね。
まわりで何が起こってるかわからないと言うパニック具合がわかりやすいし、
見てるほうも、早くソレ見せろ〜って感じになるので、期待をず〜っと引っ張っていくヨ。
ま、チラリズムの勝利ってとこでしょうか。

パソコン壊れちゃって、いろいろパスワードとかメールとかいろいろ消えちゃったみたいだ。
と言うわけで、シネスケとかパスとか忘れてログインできぬ。。。。
いろいろ面白い映画とかツマラン映画とかは見てたりするのだけど、どしよもないさ〜
とりあえず、ノーカントリーでも見てくるかな〜


ノーカントリー
ノーカントリー見てきたさ。久々に「ふぅ〜」と言う感じの映画を見た時の満足感が味わえた〜
コーエン兄弟ちょと苦手気味だったけど、すんごく面白かった。
にしてもハビエル・バルデム、あいつ怖いぬぇ〜。
あの存在感があるんだか無いんだかワカランあの、空気感がたまらなく怖いよ。
にしても非日常的なモノの中になんつ〜か日常的な感覚があって良いネ。
時に肉感的に時に俯瞰的に取ってるのが、とても機能していろんなコトが全部上手くいった映画じゃないかな〜
ぁ〜でも。それと注射したり自分で外科的手術みたいなシーンは正直キツイっす個人的に。


とりあえず、今年良かった映画列挙
1月
ウィニートッド
2月
ラストコーション
潜水服は蝶の夢を見る
エリザベス
3月
ガチボーイ
ノーカントリー

今年は去年よりも映画面白いの多そうな予感だぬ

1年は経たなかったなと・・

え〜前回の記載から、どうにも約1年経った模様だけどもまぁ1年以内に書き込んだと言うことで、許してつかぁ〜さぃ。
あけましてでございます。
シネスケにもコメントとか書いてなかったりもするけれど、映画もそこそこ見てるし、CDも絶賛購入中ですし、競馬も絶賛負けておりまする。
とりあえず、ブログデザインとかいじったりタイトルとか変えたりもしたりして、今日から書き始めるかもしれませぬ。
シネスケコメントも暇を見て書けるもんだけ書く予定だったりします。


とりあえず映画のお話。
多分去年見た映画は100〜70くらい。新作は多分週1本ペースなので、60ちょいかと思います。
なので、特に印象に残った新作映画10本

ざっと思いついたまま書いてみたけど洋画5本か以外と入ったナ。
個人的にヒューが楽しかった「ラブソングができるまで」をいれたかったけど、入らなかった残念。
まぁ、邦画は赤い文化住宅、洋画はパンズと結構無難な感じになったかも。
・・・うぅその内コメント書こう書かないと結構忘れる、何見たか・・・


古いもんでは、増村の「清作の妻」とか、溝口の「祇園囃子」、川島の「女は二度生まれる」、フェリーニの「カリビアの夜」とか見れてかなり満足。
今年はとりあえず、溝口の「西鶴一代女」とか見れれば結構満足

遅くなったが、あけおめことよろ

あけおめ〜ってことで久しぶりに更新してみます。
ん〜、久しぶりだね、ブログ書くの。
まぁ、適当に働きながら、映画見ながら、音楽聴きながら、競馬やりながら、最近はレッドストーンとか言うネットゲームやりながら、適当に生きてます。

じゃ、初っ端はとりあえず、去年良かった映画と音楽のベスト10でもやってみるかな。
まずは映画から、一言付けながら。
つか、最近シネスケにコメント書いてないから、微妙に何見たか忘れてたりするなw。・・今年はもう少しコメント書きます。シネスケも新規機能追加されたことだし。

新作モノ

  • プロデューサーズ:映画館でこんだけ笑ったの初めてだったから、DVDだとパワー落ちたけど・・
  • フラガール蒼井優良し。
  • ③トゥモローワールド:久々のSF映画ぷりに大満足
  • 嫌われ松子の一生:星イッパイの夜空。思わず泣く。中島監督やっぱいいね。
  • ⑤ブロークバックマウンテン:ん〜これはイイヨ。ラストカットまだ覚えてる。
  • 時をかける少女:2回見た。主人公と一緒に泣き笑い。
  • ⑦カサノヴァ:ロマンとワクワクがある。新しい面を見れたハルストレム監督さらに好きになった
  • プラダを着た悪魔:華やかで画面が楽しい。オシャレと言う戦闘服、これが楽しい。
  • トンマッコルへようこそ:シリアスになるほど込み上げるコミカルさ、そのサジ加減絶妙。
  • ⑩カジノロワイヤル:新ボンド様歓迎^^

こんなところかな、多分抜けてるのないと思うけど。
結構今年は映画館で映画館で映画見たと思う。そして、結構当たり多かった。
プロデューサーズはもう私だけでなく館内全体馬鹿ウケ。DVDで見たらそこまででも無かったけれど、凄く笑った。
他はカサノバシネスケでコメント数少ないけれど、とても良かったロマンがある久々の娯楽活劇の秀作と思う。なのでもう少しコメント数増えて欲しい。
上記10作以外では、覚えてるのはインサイドマンとかパプリカとかグエムルとかかな〜?


さて、劇場新作以外のも行ってみる。
最も凄かったのは、「近松物語」。
これは凄かった。見た溝口監督の中で最も好きだ。
一瞬で熱く燃え上がって、続く情念の凄まじさ。圧倒的存在で君臨する香川京子、マイッタよ。


もう一作は「さすらいのカウボーイ」。
美しさと儚さに満ちた画面の迫力。この手の映画が好きな人にとってもは堪えられない、まさにアメリカンニューシネマの隠れた名作。


最後に「血と砂岡本喜八炸裂な映画。
もう、戦争映画なんて、喜八監督以外のでは見に行く気しないヨ。
なので、イーストウッドのとか見に行ってナイw。


ま、こんなところです。今年もヨロシクお願いします。
音楽CDバージョンはまた、今度やります。